2004京都シティハーフマラソンで
3年ぶり自己ベスト更新
 今年で3回目の京都シティハーフマラソン、前日から暖かく、走り出す頃には多分10度くらいはあったのではないかと思われる天候でした。2001年に出した1時間42分47秒の自己ベストは、それから10度のハーフマラソンでも更新できず、私の前にそびえ立つ巨大な壁になりつつありました。そして、そろそろ更新しておかないと、永久に更新できないのではないかとの恐れを抱き始めていました。

 自己ベスト更新、あわよくば1時間40分を切るという大きな目標を立て、そのため昨年秋11月の西宮国際ハーフマラソンの後は体重管理・走力・耐久力強化のためにLSDを中心とし、月間およろ250キロくらいを主としてジムで走って今回に備えました。お陰で体重はやっと72キロくらいに落ち着き、昨年秋より2,3キロ軽い体で走ることができました。その結果、公式の速報では1時間41分32秒、公式のネットタイムでは1時間41分13秒で、2001年に出したこれまでのベスト記録、1時間42分47秒を3年ぶり、10回目のハーフマラソン挑戦でやっと1分32秒縮めることができました。

 以下、今回のペースをこれまで2度の挑戦の結果(手元の時計)と比較してみてみますと、

                  2004年(公式)  2004年          2003年             2001年
 5キロ      23'28''       23'16''            23'45''              24'31''
10キロ       23'52''       23'43''            24'26''              24'30''
15キロ       24'31''       24'32''            25'06''              24'51''
20キロ       24'27''       24'27''            24'41''              23'47''
1.0975キロ   5'14''        5'17''              5'37''                5'08''
ゴール   1h41m32s     1h41m15s     1h43m34s     1h42m47s
     (ネットタイム 1h41m13s)

 走る前の計画では5キロを23分台前半、10キロ47分、15キロを110分でした。実際のタイムでは5キロは23'16''、10キロを46'59''でどんぴしゃり、しかし15キロ(上り坂です)で111'31''と1分以上落としてしまい、これを最後まで取り返せず、結局夢の1時間40分に1分13秒足りませんでした。残念でしたが、3年ぶりのベスト記録更新でまだ希望を持ち続けるられることがわかり、安心いたしました。これも、LSDを中心としたトレーニングで体重管理と心肺機能の強化を行い、また長時間走に対する精神的忍耐力を高めた結果によるものと確信しています。

 今回シューズは昨年秋に初めて使ったアシックスの「ULTIMATE」という片足200gの軽量のかなりレベルの高いマラソンシューズで走りましたが、15キロすぎると足の裏がじんじんする感覚があり、もう少し慣れるか、もう少し違ったシューズを手に入れるかしたほうがよいと感じています。シューズは、足(と脚)と相談しながら走る長距離走には大変重要なものなので、とことんこだわってみたいと思っています。

 なお、参考のために今回の京都マラソンの結果を取り込んだグラフを添付します。このグラフはレースごとのタイムの変遷を表したもので、基本的には私の長距離走力の変化を表していますが、ここしばらくのわずかではあるがタイムの右上がり傾向を修正できたのがよくおわかりと思います。なお、西宮の記録もかなり右下がりではありますが、これは、昨年から初夏5月に行われていた大会が秋11月に変更になったためであろうと推測しています。

図中の禁煙マークは、禁煙した時期を、また、筋トレ開始の矢印はジムでの筋トレを開始した時点を示す。
ゴールまで後数十メートルを必死の思いで走っている筆者。アゴがでて、前につんのめりそうである。
      (2004年3月14日)