エントリー

2018年01月の記事は以下のとおりです。

ブログの引っ越しはほぼ完了いたしました!

  • 2018/01/12 11:32

 昨年12月中旬から始まったブログの新システムへの3週間以上にわたった引っ越しは、私にとってはなかなか難しい問題もありましたがほぼ終了いたしました。2009年秋以降ただ日記のつもりで書きなぐってきた280近い記事は、その内容の是非はともかく私にとっては愛着のあるものであるため必死に集中してやってまいりました。ただ、引っ越しの過程で起こったフォントの異常やURL Noの逆転などの問題は散見されますが、特に大事ではないと思っています。逆に引っ越しの際に見つかった誤りなどが修正できましたことは、よかった点だと考えています。

 これからも書きたいと思った時に、あまりとやかく考えずに書いていこうと思っておりますのでこれまで通りご覧いただければ幸いです。(01/12/2018)

鈴鹿明神社と寒川神社、そして富士山

  • 2018/01/06 10:50

 昨年末から続く好天は人をどこかに出かけよと誘う。元旦にはニューイヤー駅伝の合間を縫って座間市にある鈴鹿明神社にお参りした。ここは3年前こちらに引っ越して最初にお参りした神社で、何の因果か私の出身地である三重県の鈴鹿と関連があるとされている。自宅から約40分の自転車の旅で大勢の参拝客でにぎわう神社にお参りし、美味しいおそばを食べて帰宅した。

 箱根駅伝で青山学院の驚くべき鮮やかな4連覇を見終えた4日には、相模国一之宮である寒川神社に出かけた。初めてJR相模線・茅ケ崎行きに海老名から乗り、宮山駅で下車し10分ほど歩けばすぐ寒川神社である。私にはさっぱりわからない神社のため、勉強のためにWikipediaに聞いてみたら次のように書かれている。
 寒川神社(さむかわじんじゃ)は、神奈川県高座郡寒川町宮山にある神社。式内社(名神大社)で、相模国一宮に当たる。 また旧社格では国幣中社に列す。現在は神社本庁の別表神社となっている。
神奈川県中央南部、相模川河口から約7km遡った左岸の低台地上に鎮座する。古代には相模湾がここまで入り込んでおり、神社からさらに8キロ上流の海老名市国分付近に相模国分寺があった。朝廷からも名神大社として崇敬された。相模国における延喜式内社十三社の中でも、大社とされたのは当社のみである。なお、『寒川(さむかわ)』に『佐無加波』の漢字を当てた例もある。現在も八方除の守護神として関東一円から参拝者が集まり、正月の三が日にはのべ40万人が初詣に訪れる。なお、新年の幕開けとなる元日午前0時には大太鼓の合図と共に八方除祭・元旦祈祷祭が行われ、近年では迎春ねぶたの初点灯も実施されている。一方、テレビ放送の関係者には古くから「視聴率祈願の神社」として知れ、新番組開始前に参拝を行うとされる。高倉健など、芸能人の参拝者も多い。」

 この神社は大きな3つの鳥居からなる参道があり、立派な本殿・拝殿、そして色鮮やかな神門、そして大きな狛犬が印象的である(1枚目の組み写真)。境内は広くよく整備され、お正月のせいであろうか数えきれないほどの屋台が出ており大いににぎわっていた(2枚目の組み写真下)。この寒川神社がこれほどの規模と人気を誇っているわけはわからないが、厄除け神社として古くから民衆の賛同を得ており、この地を治めていた北条氏や徳川家康、また武田信玄の庇護も受けていたようで、その権勢がしのばれる。
 参拝を終えて噴水のあたりを通ったところその脇に立派な能役者のような像が建てられていた。調べてみると、終戦後恒久平和を願って終戦記念日の8月15日に相模国薪能が毎年開かれており昨年は第48回を数えているとのことであった。能を鑑賞したことのない私にはちょっと興味があり、できれば参加してみたい気もしている。

 参拝を終えて正面の鳥居の方から外に出ると正面に参集館があり、その右手を見ると少し離れたところにある高速道路様の建造物の向こうに富士山のてっぺんだけが見えていた(3枚目組み写真上)。富士山が見える可能性もあると思い望遠レンズも持参していたのでよく見えるところまで歩いてみようということになり、JR相模線の線路を越えさらに浄水場も越えてはじめて富士山の全貌を見ることができた。その全貌を少し小さめに撮影したのが3枚目の組み写真下)である。ほとんど何も障害物は見当たらない。最も大きく撮影した2枚の写真を4枚目の組み写真にまとめた。この位置は小田急江ノ島線高座渋谷駅周辺から撮影したとほぼ同じ東西の線上からのもので、それよりは少し富士山に近づいていると思われる(http://www.unique-runner.com/blog/index.php/view/273 )。それにしても富士山はやはり美しい形をしていると納得する。
 最後の写真は、思いがけず単線で動いているJR相模線の電車が宮山駅に停車した時の写真である。あと数駅で茅ヶ崎であることから私たちが住んでいるこの地域は”湘南”にきわめて近いところだと実感できる。

大根はすごく曲がって育っても、でも美味しいよ。

  • 2018/01/05 20:25

 今年のダイコン栽培は面白かった。試してみたことは、間引きの回数などを減らして畝一つに育てる大根の数をいつもの年と比べておよそ倍くらいにしてみました。もちろんこれは手を抜いたという側面もあるのですが、でもどうなるだろうという興味はありました。

 その結果にはびっくりしました。ひとつは、密集していたにもかかわらず非常によく育ったことと、味にはほとんど影響がなくすごくおいしかったのです。しかも育った大根の数がすごく多いので存分に大根を料理に使うことができました。しかし一番驚いたのは、大根が非常に曲がったことでした。その写真は1枚目の組み写真です。広い畝を作って育てたのですが、どこでも曲がりますが、畝の外側部分のものが曲がり方が大きいように思います。抜いた曲がった大根の写真を2枚目の組み写真に載せてあります。

 大根が曲がる原因については“ダイコン栽培.com”というサイトに良く書かれた文章があります。その原因は土の問題、栄養が過多の場合、そして土寄せが不十分で風などの影響をうけて倒れこんで曲がるということなどがあると説明されている。私たちの場合に考えられることは、葉を含めて育ちすぎと土寄せが不十分で、その結果土から出ている部分が大きくなり、上の部分が不安定になって曲がる原因になった可能性が大と思われます。さらに、それに密集した葉による押す力が加わって曲がることにつながるのであろうか。面白い現象である。

 植物の成長は大変面白い。私はかって大阪・高槻市の官舎に住んでいました。官舎の周りの畑や木や花を植えてあった場所は誰も管理していなかったので私が世話をしていました。春から夏にかけて多くの水仙が芽を出し花を咲かせようと頑張ります。しかし同時にそのまわりの草も元気よく伸びてきます。私は花がよく見えるようにと周りの草を鎌で刈り取って満足していたのですが、刈った後たしか数時間後には楽しみにしていた水仙は全部ばったりと倒れてしまっていました。こんなことを何度か経験しました。友人の生物学者に聞いてみますと、それは当たり前のことで植物は余計なエネルギーを使わないようにして生きているとのことでした。そんなことを知らない私は何度も同じ過ちを繰り返しました。もしもきれいな水仙だけを楽しみたいのなら、大きくなる前からまわりの草をきれいに刈り取っておくことが大事なんですね。

 だから大根も同じ理屈で生きていて、株間を狭くして育てればお互いにエネルギーを依存しあいながら大きくなり、風やなんかの影響で、あるいはお互いの育ちに変化が出て押し合う、あるいは寄り添いあう力関係が違って来れば倒れるなどして大根が曲がって育つことになるんでしょうか。生き物というのは面白い、しかし当たり前の生き方をしているのですね。あたりまえの生き方をしているから、だからやっぱりおいしいのかな? このように狭い株間で育てると曲がるけどすごく沢山のダイコンを同じ面積の畑で育てることができるのはなんともうれしい。すごく勉強になりました。

追記:昨夜、このブログを書き終え次のブログの準備を終えて布団に入って約1時間後の0:54、突然強い地震に起こされてしまった。テレビによれば大和市は最大震度4の仲間に入っていた。その後はなかなか寝付けず悶々としているうちに、書き終えて公開してあるブログに書き加えることがあると気付きそれを考えていたらまた眠れずの連続で朝になってしまった。付け加えておこうと思ったのは次のこと。

 「生き物は一般に寄り添って生きている。植物は「群生」し、動物は「群れ」る。それは基本的には上に書いた原理に基づいているのであろう。でも、それはいつの日か壊れて新しく作り変えられる。それは様々なレベルでの進化・深化というのであろうか。このように長い時間をかけて自然に起こることでは整理整頓されたものから乱雑なものへ変化してゆく。これを先人は『エントロピー増大の法則』と言った。私はかって若い学生さんによく『エントロピー・・・』の話をしたが、今年の年賀状に、そのことを忘れていなくてその話を子供にしたというかっての学生、いまのお母さんからのうれしい便りがあった。私はマラソンを走るが、風の強い日、あるいはみんなに引っ張ってもらいたいと思うときは自然に集団の中か誰かの後ろについて走る。でも、いつしかそのリズムに苛立ったり、あるいは抜け出したいと思うとその集団との関係は崩壊する。やはりここでも生き物のやることは一緒である。それが自然なのであろう。

ページ移動

  • ページ
  • 1
  • 2

ユーティリティ

<<<2018年01月>>>

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

過去ログ

Feed