エントリー

2018年10月の記事は以下のとおりです。

熱中症?に完敗したタートルマラソン2018の記録と教訓

  • 2018/10/26 23:36

 今回ほどハーフマラソンという比較的短い距離でかなり大きなダメージを感じたのはこれまでになく初めてのことで、まったく予想外のことであった。そこでそれを教訓として生かすためにここに簡単な記録と共に熱中症予防のメモを残しておきたい。

 今回の大会は私がこれまで4回参加したタートルマラソン(ハーフ)で、東京・北千住の荒川河川敷が舞台である。実は今回のレースはハーフ以上では今年になって初めてで、なんだかひどく緊張した。その理由は、今年はこれまで2度故障を起こしていて、その復帰戦だからである。3月には多摩川河川敷でのTAMAハーフマラソンで肉離れを起こしてリタイアし、せっかく楽しみにしていた長野マラソンはカメラマンとしての参加に留まり、さらにこの7月にはトレーニング中に坐骨結節障害というこれまで経験のない故障を起こしてしまったからである。お世話になっている佐藤治療院の佐藤千可生院長の話では、経験的に言えば坐骨結節障害は動かしながら治療するしかない厄介な故障で、私の場合でも4か月たってもまだ完治はしていない。でも、ほぼ走れる状態にまで改善されてきたことから今回のタートルマラソンにゴーサインが出た。何しろ1か月後の11月半ばに行われる神戸マラソンへの試金石でもあったからである。
 当日は3枚の写真に見られるように真っ青の空でまばゆいばかりの晴天であった(写真はすべて消耗してゴールしてから30分以上後の撮影で人も少なく見えるが、スタート前は芋の子を洗うような状況であった)。荒川には常磐線の鉄橋など何本もの橋が架かっており、私が4年前まで住んでいた大阪府の高槻市を流れる淀川を思い出させる。また会場には沢山のお店も出ており、大盛況であった。
 スタートは9時30分で、強めの向かい風が吹いていたが(5-7m/s)まだそれほど気温は高くなく(18℃、データは気象庁から得た)条件は悪くなかった。目標ペースは故障上がりということもあり神戸マラソンを予想してキロ7分前後で、2時間20-30分で良しというつもりであった。これは佐藤院長の勧めであったが、しかしである。4枚目のGarminGPSの1キロごとのデータを見ればわかるように、15、16キロあたりからタイムを落とし始め17キロから極端にタイムを落としている。つまりは完全に歩いていたのである。もうどうしようもなくなったのである。実は後半に追い風と期待していた風が全く期待外れで、身体を冷やしてもらえず、まったく影を期待できない河川敷で完璧な青空からの強烈な直射日光にさらされてどうしても身体が動かなくなってしまったのである。そして、真っ直ぐに走っているつもりでも左側へと自然によれて行き、やむなく歩いても左に傾いて行って、コースわきの草むらに足を突っ込む始末。何度も給水所で頭から水をかぶってもなかなか改善できなかったのである。私にはこれまでよく似た経験が2度ほどあるが、いずれもフルマラソンのゴール間近のことでハーフマラソンでは初めての経験であった。
 やっとあと2キロというところまで歩いて来て最後だから少しでも走っておこうと無理はせずによちよちと走ったが、まあそれだけのことであった。完走とは言いにくいが、一応21.0975キロはカバーしたことになった。神戸ではこの2倍をカバーしなければならない。

 このような経験は初めてではないので何も心配はしていなかったが、翌朝の消耗具合から考えると体力的にはかなりきつかったことは事実であった。これまでの経験から考えると、このような状況が出現するときは必ず強い直射日光にさらされて走っているときである。これまでの夏の直射日光下での運動の経験から暑さには強いと自負する私ではあるが、簡単に言ってしまえば、やはり“熱中症”であろうか。だから、早めに歩いて正解だったと思っている。これまでの私は、熱中症に対する対策が不十分であったと強く反省している。昨日坐骨結節障害の治療を受けた佐藤院長の言葉が気になっている。「スポーツドリンクではなくただの水ばかりを飲むことは熱中症には大変危険だ」と。確かに考えてみれば、電解質が全く入っていない純水を飲むと浸透圧の現象で身体の組織にある電解質が純水に拡散して必要な部分では薄まってしまうことは容易に考えられる。

 ここで、最も熱中症対策が進んでいると言われる日本サッカー協会のウェブサイトの記事「熱中症ガイドライン<FAQ>」(http://www.jfa.jp/documents/pdf/other/heatstroke_faq.pdf )の中の一つを以下に引用しておこう。

Q. なぜスポーツドリンクを飲まなければならないのか?
A. 塩分の摂取不足や水だけの過剰摂取による低ナトリウム症(血液中のナトリウム濃度の低下)を防ぐため、また腸管での水分補給を促進させるために塩分(ナトリウム)と糖分を含んだ水分としてスポーツドリンク等を飲むことが熱中症予防に効果的だとされています。

 どうも、純水はあまり推奨されていないようである。どちらかといえばスポーツドリンク、あるいは経口補水液が有益であることを肝に銘じておきたいものである。今回のハーフマラソンではよいタイムで走れたと言う感慨ではないが、しかし貴重な経験ができたことで良しとしたいものである。

ページ移動

  • 前のページ
  • 次のページ
  • ページ
  • 1

ユーティリティ

<<<2018年10月>>>

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

Feed