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2018年11月の記事は以下のとおりです。

このままではお先真っ暗と分からせてくれた神戸マラソン2018

  • 2018/11/27 13:22

 今回の大会の1か月前のタートルマラソン(ハーフ)で、坐骨結節障害という故障の影響もあってか情けない走りに終始したことを受けて、その反省点も考慮しての神戸マラソン2018だった。しかし結果から先に言えば、思いもかけぬ後半の落ち込みであった。そのことは後で詳しく書くとして順序よく書いていくことにする。
 前回の大会からの改善点は二つあった。ひとつは、タートルマラソンでは気温が高く、熱中症のような症状が現れたことから神戸ではできるだけ給水はスポーツドリンクを優先し、さらに早い時点から塩分を含んだ飴や錠剤を摂取することにした。また、今回はハーフではなくフルマラソンであることから、調整段階の10日ほど前まではこれまでの私のトレーニングメニュとしては珍しいキロ7分程度の20キロ近い練習を3度ほど取り入れ、身体に距離の長いレースであることを覚えこまそうとした。

 さて神戸マラソン2018の実録を見てみよう。昨年からほかのレースでも取り入れられているウェーブスタートが始まり、私は第2ウェーブのスタートとなり、集合・スタートまでの準備場所が一昨年までの東遊園地ではなく、そこより三ノ宮駅からは少し遠い”みなとのもり公園”(震災復興記念公園)となった。そこは非常によく整備された公園で、写真のようにポートライナーや高速道路などに囲まれた場所で、昨年来気持ちよくスタート前の時間を過ごすことができた。ただ、今回のレースでは大きな心配事がいくつかあった。それは前回のタートルマラソンで感じた熱中症のような状態を招かないように電解質サプリを用意すること、7月に発症した坐骨結節障害はほぼ完治には近いがまだ少しばかりの違和感は残っているのでそれを再発させないように走りを工夫すること、そしてタートルの時も感じた原因不明の股関節周りから臀部の違和感への対処として鎮痛・抗炎症剤の摂取を忘れないことなどである。でも、土曜日に神戸に来てもっとも驚いたのはのは雲一つなく風もない暑い天候であった。まるで、駅伝選手も私同様に迷走した10月21日のタートルマラソン時とほとんど同一の天候だったのである。そして11月18日スタート朝の気温は私の一ケタの思惑からほど遠い、ため息が出そうな14.5℃と知らされた。
 そんなことを気にしながら、でもエネルギー源はしっかり摂り、みなとのもり公園を離れて第2ウェーブのスタートラインに並んだ。その時、走る何日も前から考えていた、スタート前に飲む予定にしていた鎮痛剤を飲み忘れ、ポケットにも入れてなかったことを思い出した。強いショックだったが、もうどうしようもないので諦め、前を向くしかなかった。スタートした。残念ながら今回のペース設定はキロ7分で昨年の6分半に比べるともろもろの事情から弱気ではあったが、慎重に注意深く走れば遅くとも5時間少し、まあ5時間15分までには何とかできると踏んでのスタートであった。2枚目の写真は”応援ナビ”の5キロごとのネットタイムのデータで、3枚目は5キロごとのラップタイムのデータである。
 神戸のコースは海岸近くを走ることが多いことから平坦だと思われがちであるが、10キロすぎあたりから六甲山系が海べりまでせり出している関係上かなりのアップダウンが繰り返されている。それにかなりのエネルギーを消費してしまう。おまけに高温になってきたため熱中症を避けるためにも電解質アプリを摂取し始めた(後から気象台のデータでも19℃近かったことが分かっている)。またちょうどその10キロあたりから心配していた右坐骨結節障害の部分に違和感を感じ始めたので、いつものやり方に従って前足部着地の徹底を図りながら走った。その甲斐あってそれ以降その部分に特に強い違和感を感じることはなかったが、アップダウンがきつくなってきた中間点あたりからラップタイムに明らかな遅れた出始め、30キロまでの5キロで当初の予定より3分も落としてしまうことになった。また後半は日影がなく直射日光にさらされて疲労が激しく何度も頭から水をかぶる始末であった。股関節周辺の強い違和感もあって脚が徐々に動かなくなってきたのである。薬の飲み忘れを悔いてももはや手遅れであった。
 我慢して走り続けるのも、37キロ地点あたりから始まり最初の150mで10mも駆け上がる神戸大橋の急坂前までが限度で、完走のためには歩くしかなかった。この急坂を昨年は余裕を持って走ったことを思い出して情けない思いがした。それからしばらく歩いた後再び走り始めたが、ゴールは遠くゼッケンの名前を見て叫んで応援してくれる皆さんに支えられ、歩くより遅い速度で走り続け、やっとの思いでゴールにたどり着いた。その時には自分の時計をストップすることすら忘れ、フルマラソンの苦しさを味わい尽くすことになった。この苦しさは忘れられない。

 今回は3年続けて75-79歳の年齢枠のシード権で出場させていただいた。今年はちょうどその枠の最高齢になったので今年のふがいない成績では来年のシード権はあり得ない。その最後のシード権を証明するゼッケンの写真を記念に出しておきたい。左下に「シード」と書かれている。シードという枠で叱咤激励してくださった神戸マラソン実行委員会に深く感謝したい。また来年のシードはなくとも、抽選から応募して80歳以上の新しい枠で走れればと願っている。私も今回の反省をもとに、新しい視点からのトレーニングを再開している。捲土重来を期したい。

 そんな苦しい神戸マラソン2018を走った後、急ぎ新快速に乗って4年前までの住まいがあった高槻にとって返し、かってのランニング仲間と美味しいお酒と食事と会話に花を咲かせた。いつまでも応援してくれるみなさんをまとめてくださる安藤氏や場所を提供してくれる小山氏、遠く神戸の西区から駆けつけて下さった佐藤氏に、そしてその時の写真(5枚目)を作ってくれた畑野氏に、もちろん参加してくださった皆様に心からお礼を申し上げたい。さらに、篠山から応援ののぼり旗まで作って沿道に駆けつけて下さりながら残念ながら出会えなかった長澤氏に心からのお礼を述べたい。また来年!!!という想いが湧き上がってきた。

追記:
 今回のタイムは昨年のタイムより55分も遅かったところに捲土重来を肝に銘じたい理由がある。

ふたたび国立ひたち海浜公園を訪れ、鮮やかなコキアを楽しむ

  • 2018/11/06 16:26

 この春4月20日、茨城県の国立海浜公園を訪れてネモフィラなどの美しい花々に感嘆して「太平洋に面した国営ひたち海浜公園にネモフィラやチューリップが爆発」(http://www.unique-runner.com/blog/index.php/view/290 )なるブログを2つ書いた。それから丁度半年、奇しくも北千住・荒川河川敷でのタートルマラソンで惨敗した翌日の10月22日、今が見ごろとの情報の元その心身の傷を癒すにも丁度良いと、前回と同じ仲間で群青色の空の下太平洋に面した茨城県ひたちなか市の海浜公園に直行した。

 二度目の訪問で少しばかり勝手のわかっている私たちは、園内を楽に廻れるように着いた直後にレンタサイクルを借りるべくその場に直行し、ママチャリを3台借り受けてゆったりと廻り、風に美しくなびくスズキをまず楽しんだ。その途中に園内を周回している汽車2台に遭遇し、それらの写真も1枚目の組み写真に取り込んだ。ちょうどハロウィーン直前ということもあってか広場には巨大な本物のかぼちゃが椅子代わりにか置かれていた。
 その後、今回の目玉であるコキアが輝くみはらしの丘に向かった。一見して春のネモフィラの後にコキアが植えられているようだが、春とは違って秋の桜、コスモスがコキアの赤を引き立てるように丘の下部分に植えられていた。そしてコキアの周辺の比較的高い部分にスズキが風になびいていると言う感じである。なお、薄い黄緑がかったコスモスの花がコキアとは別の場所に群生していて大変印象的であった。その写真も2枚目に組み込んでおいた。
 コキアについて私は事前にほとんど何も知らなかったと言った方が正しい。コキアは1年草で夏はマリモのようなきれいな緑色が秋に入ると徐々に赤色に変わり、それが終わると黄金色になって枯れたような状態になってゆく。その過程で細い茎に着いた小さな実(1~2㎜)も完熟する。その細い茎を束ねて箒(放棄)にして使ったことからホウキクサ(ホウキギ)という和名を頂戴しているらしい。そしてその固い小さな実は、じっくりと加熱加工で皮を剥がれ、”とんぶり”という名で市場に出されている。秋田地方特産の貴重な料理の材料で、“畑のキャビア”とも呼ばれて外国でも重宝されているようである。そのコキアの細い茎と小さな実は3枚目の組み写真を拡大していただければ少しは見ていただけそうである。
 それにしても美しい。3枚目、4枚目の写真は主としてコキアを中心にした組み写真で、5枚目はコキアとコスモス、あるいは近くの港と太平洋、あるいは緑濃い森とのコントラストを楽しめる組み写真にしたつもりである。コキアの強い色が強調されて難しいが、でも、なかなかいい感じだと私自身は思っている。夏のマリモのようなコキアも見てみたい気がするが、コキアが見られる公園が案外全国的にあるようなので忘れずに楽しみにしておきたい。

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