太平洋に面した国営ひたち海浜公園にネモフィラやチューリップが爆発!(1)
- 2018/05/10 17:28
春の訪れが早かった今年はあっという間に夏の気配となり、国営ひたち海浜公園の丘の美しいブルーの花、ネモフィラの群生がテレビに溢れてきた。それを見てなにはともあれ慌てて4月の後半に訪れた。上野駅からJRの特急に乗り換えて勝田駅へ、さらにそこから直通バスに乗り、やっとおよそ3時間半で見るからに広大さを感じさせる翼のある公園西口にたどり着いた。
Wikipediaによれば、戦前はこの地に日本陸軍の飛行場などの施設があり、戦後米軍に接収されて射爆場として使われてきたが、1973年に変換され1979年に国営公園としての整備が始まったとされる。総面積は東京ディズニーランドのおよそ7倍にあたる350haだが実際に公園として利用されているのはおよそ192haである(2015年現在)。それにしても広い!我々もかなり歩いたが、わずかスイセンガーデン、みはらしの丘(いまは」ネモフィラがあるところ)、フラワーガーデン(今はチューリップ)くらいで1/3か1/4ほど歩いただけのように思う。まずここではブルーの色が美しいネモフィラの花が、これでもかこれでもかと咲き誇っていたみはらしの丘での写真をお見せしたい。でも、余計な説明はしない。
一枚目の組み写真は、ネモフィラの淡いブルーと菜の花の黄色、それに木々の緑がよいコントラストを示している写真で、空の色とネモフィラの色が一緒で天まで続いているように見える。2枚目は、ネモフィラ畑の中を多くの人がアリのように動き回っていて、それも面白い絵柄になっていてやはり天との境がない。3枚目の写真は、ネモフィラの群生の様子を撮ったもの。ところどころに白いネモフィラがあり、突然変異で色を失った花であろう。4枚目の拡大した写真にもそんな花が見える。それにしても一枚一枚の花弁でブルーのグラデーションが美しい。
5枚目の組み写真は、ネモフィラの花畑から周りを見た写真である。このネモフィラが咲き誇る丘は標高58mでこの公園内では一番高くまわりがよく見える。左上の写真には遠くに大きな観覧車が、右上には茨城港常陸那珂港区(北の方角)があり停泊している船が見える。左下の写真には公園内を動き回っている汽車のような自動車?が見える。右下には公園全体に存在する休憩所で強い日差しを避けてゆっくり休養することができる。
いずれにせよ、このネモフィラは450万本あると言い、まさに圧倒的で言葉がない。