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2012年05月17日の記事は以下のとおりです。

心なごますベランダの小さな花たち

  • 2012/05/17 18:18

 意外と思われるかもしれないが、私は花が好きだ。私が育った三重県のふるさとは自然豊かな山の中だった。誰もがコメや麦や野菜を作る生活を送っていた。だから、庭先や畑には普通に花壇もあり、季節の花が咲いていた。父が戦地から帰ってからは村にはなかった薬局を始めるために、少し人の多い国鉄の駅に近いところに店を構えるために引っ越しをした。その新しい家の庭は誰も花を作る暇がなかったために、なぜか私が庭らしき場所を掘り起こし、畝を作り、油粕を利用するためにカメを庭の端に埋めるなどのことをなぜかやり、花壇らしきものを作ろうとした。
 幸い家の近くには「タキイ」の種や球根などを売る店があったこともあり、そこに通っては種や球根を手に入れて水仙やダリアやチューリップなどを植えては、それから芽が出てくるのを毎日のように楽しんでいた。水仙の水耕栽培などは特に不思議でしょうがなかったことを覚えている。そんなこともあって花作りに親しみを持っていた私は、家庭を持ってからも小さな畑があるときにはそこで花を作ったりもした。でも、仕事や家庭のことでの忙しさにかまけていつの間にかそれもしなくなってしまっていたが、大阪に単身で移り、自由に使える官舎の畑を手に入れてからは野菜を作る傍ら、その周辺で花作りに精を出すことになった。その花の様子は写真としてホームページを飾っている(http://www.unique-runner.com/flower1.htm )。
 63歳で退職し、近くのマンションに移り住むことになり畑はなくなったが、ベランダで花を少しばかり楽しむことは続いていた。私が官舎時代に好んだ花はゼラニウムとカタバミで、ゼラニウムを種から育てて楽しんだこともあったが、カタバミは少しばかり路地に自生しているものでも、手入れをしてやれば爆発的に増えることが分かり、官舎の周りを濃いピンクのハナカタバミで飾った記憶がある。もうひとつの好きなカタバミはキイロハナカタバミで、鮮やかな黄色が素晴らしい。
 そのキイロハナカタバミもベランダが狭いためにあきらめて知人に育ててもらっていたが、また育てたくなって分けていただいて育てていた。しかし狭いベランダの小さな鉢にたくさんの球根を入れたりしたために、きれいな花を楽しむに至らなかったので、再び今度は娘の畑で育ててもらうためにそちらに全部送って、それを見るのを楽しみにしていた。
 ところが昨秋、手元に残った鉢から思いがけず一本の黒い斑入りの葉っぱのカタバミが芽を出し、大事に育てていたところ次々と鉢一杯に増えて今年の3月に花が咲き始めた。あまりにきれいな花なので少しずつ写真を撮り始め、5月のゴールデンウィークあたりに花が終わるまで写真を撮り続けた。それが1枚目と3枚目の組み写真である。ここには載せてはいないが濃いピンクのハナカタバミの花とは違い、もっと立体的な濃い黄色の花である。1枚目は咲き始めたころの、3枚目は1カ月ほどして満開になった時の写真である。ただ、そのきれいな花を見ていただければうれしい。
 2枚目はその傍で咲いているローズマリーと4枚目はサクラソウで、おまけとして食卓を楽しませてくれる九条ネギの元気な姿を載せておいた。写真はワンクリックで拡大してご覧いただきたい。

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