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2012年12月29日の記事は以下のとおりです。

「ゴジラ 松井秀喜選手」遂に引退、ご苦労様でした

  • 2012/12/29 18:01

 私はスポーツは何でも好きだ。でも、その中でプレーするのも見るのも一番好きなのは野球で、その野球選手の中で最も好きな選手は松井秀喜選手であった。その松井秀喜選手が27日にニューヨークで記者会見して、「命がけのプレー 結果出なくなった」と述べて遂に引退を宣言したという(読売新聞、28日夕刊)。痛恨の極みである。
 彼のことについて多くを語る必要はない。甲子園で一試合の5打席全打席を敬遠されても文句は言わず、後に「それも立派な作戦です」と語り、すべてのプレーに全力を尽し、10年にわたる日本の球界で打点王、本塁打王を三回、首位打者を一回、そして最優秀選手賞(MVP)を三回獲得した。そしてメジャーリーグに挑戦し、並みいるトップレベルの選手たちのひしめくヤンキースで7年間プレーして遂に2009年のワールドシリーズで、ヤンキースをワールドチャンピオンの座に担ぎ上げ、そのシリーズの最優秀選手賞に輝いた。
 確か2007年だったか守備で左手首を骨折し、また最近は両ひざを痛めたことが惜しまれる。それも強打を誇った大きな体の影響があったのかとも思われる。でも、そんなことはもうよい。彼には不満だったかもしれないが、我々から見れば十分すぎる仕事を成し遂げてくれたのだ。
 私が彼を好きな最も大きな理由は、彼は“Gentleman”だからだ。調子の良い時も悪い時も常に報道を通じてファンに言葉をかけ、きちんと説明責任を果たしてきたからである。どんな素晴らしい成績を上げた選手でもこの点で松井秀喜氏に勝る選手は断じていない。そんな点を失うことは絶対にないと思われる松井秀喜氏は、これから長い間きっと日本や世界の若い人たちに大事なことを伝えてくれると信じている。
 松井さん、長い間ご苦労様でした、沢山の素晴らしいプレーをありがとうございました。

追記:私は2009年に彼がワールドシリーズで最高殊勲選手に輝いた時、彼をサポートし続けてきた金沢にある会社コマツが読売新聞に出した1ページ広告の写真を使ってブログを書いた。残念ながらそのファイルが失われ、書き直しをしていなかったためその写真が失われていたが、この度再びコマツが広告写真を出したのを機に(2012年12月30日)最初の写真とともに再度掲載しておきたい。このブログ2枚目の写真は2009年のもので“逆境を力に変えて”とある。今回のものには“ありがとう、私たちは、忘れない”と書かれている。それらは的確なコピーに違いないと心から思う。写真はクリックで拡大してご覧ください(2012年12月30日)。

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