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2018年01月06日の記事は以下のとおりです。

鈴鹿明神社と寒川神社、そして富士山

  • 2018/01/06 10:50

 昨年末から続く好天は人をどこかに出かけよと誘う。元旦にはニューイヤー駅伝の合間を縫って座間市にある鈴鹿明神社にお参りした。ここは3年前こちらに引っ越して最初にお参りした神社で、何の因果か私の出身地である三重県の鈴鹿と関連があるとされている。自宅から約40分の自転車の旅で大勢の参拝客でにぎわう神社にお参りし、美味しいおそばを食べて帰宅した。

 箱根駅伝で青山学院の驚くべき鮮やかな4連覇を見終えた4日には、相模国一之宮である寒川神社に出かけた。初めてJR相模線・茅ケ崎行きに海老名から乗り、宮山駅で下車し10分ほど歩けばすぐ寒川神社である。私にはさっぱりわからない神社のため、勉強のためにWikipediaに聞いてみたら次のように書かれている。
 寒川神社(さむかわじんじゃ)は、神奈川県高座郡寒川町宮山にある神社。式内社(名神大社)で、相模国一宮に当たる。 また旧社格では国幣中社に列す。現在は神社本庁の別表神社となっている。
神奈川県中央南部、相模川河口から約7km遡った左岸の低台地上に鎮座する。古代には相模湾がここまで入り込んでおり、神社からさらに8キロ上流の海老名市国分付近に相模国分寺があった。朝廷からも名神大社として崇敬された。相模国における延喜式内社十三社の中でも、大社とされたのは当社のみである。なお、『寒川(さむかわ)』に『佐無加波』の漢字を当てた例もある。現在も八方除の守護神として関東一円から参拝者が集まり、正月の三が日にはのべ40万人が初詣に訪れる。なお、新年の幕開けとなる元日午前0時には大太鼓の合図と共に八方除祭・元旦祈祷祭が行われ、近年では迎春ねぶたの初点灯も実施されている。一方、テレビ放送の関係者には古くから「視聴率祈願の神社」として知れ、新番組開始前に参拝を行うとされる。高倉健など、芸能人の参拝者も多い。」

 この神社は大きな3つの鳥居からなる参道があり、立派な本殿・拝殿、そして色鮮やかな神門、そして大きな狛犬が印象的である(1枚目の組み写真)。境内は広くよく整備され、お正月のせいであろうか数えきれないほどの屋台が出ており大いににぎわっていた(2枚目の組み写真下)。この寒川神社がこれほどの規模と人気を誇っているわけはわからないが、厄除け神社として古くから民衆の賛同を得ており、この地を治めていた北条氏や徳川家康、また武田信玄の庇護も受けていたようで、その権勢がしのばれる。
 参拝を終えて噴水のあたりを通ったところその脇に立派な能役者のような像が建てられていた。調べてみると、終戦後恒久平和を願って終戦記念日の8月15日に相模国薪能が毎年開かれており昨年は第48回を数えているとのことであった。能を鑑賞したことのない私にはちょっと興味があり、できれば参加してみたい気もしている。

 参拝を終えて正面の鳥居の方から外に出ると正面に参集館があり、その右手を見ると少し離れたところにある高速道路様の建造物の向こうに富士山のてっぺんだけが見えていた(3枚目組み写真上)。富士山が見える可能性もあると思い望遠レンズも持参していたのでよく見えるところまで歩いてみようということになり、JR相模線の線路を越えさらに浄水場も越えてはじめて富士山の全貌を見ることができた。その全貌を少し小さめに撮影したのが3枚目の組み写真下)である。ほとんど何も障害物は見当たらない。最も大きく撮影した2枚の写真を4枚目の組み写真にまとめた。この位置は小田急江ノ島線高座渋谷駅周辺から撮影したとほぼ同じ東西の線上からのもので、それよりは少し富士山に近づいていると思われる(http://www.unique-runner.com/blog/index.php/view/273 )。それにしても富士山はやはり美しい形をしていると納得する。
 最後の写真は、思いがけず単線で動いているJR相模線の電車が宮山駅に停車した時の写真である。あと数駅で茅ヶ崎であることから私たちが住んでいるこの地域は”湘南”にきわめて近いところだと実感できる。

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