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秋の山口・萩から長門(仙崎)を行く (1)「日本の夕陽百選」の菊ヶ浜で絶景を見た!

  • 2012/10/18 13:07

 ときにはまだ暑さを感じる10月16日、山口県の萩市周辺を訪れるために新幹線で新山口駅に降り、レンタカーを借りて日本海に面した萩市を向かった。その道中、ユニークな茶色い瓦の民家が散在する道端には、「維新の里」(例の大阪の「維新の会」とは似て非なるモノ)そして「日本一ゴミの少ない街」との看板があり、強い印象を受けた。その萩市についてWikipediaは次のように言う。
 「萩市(はぎし)は、中国地方の西部、山口県の北部に位置する、日本海に面した市である。江戸時代に、毛利氏が治める長州藩の本拠地となった都市として有名である。一方を日本海に面し、三方が山に囲まれた都市であり、道路・鉄道・港湾の整備も遅かったため、山陽側の市町村と比べると発展が弱かった(交通面では隣の長門市の方が発達している)。山陽新幹線博多駅開業時は観光客が増加し、人口も増加するが、その後は観光客の減少と共に人口も減少した。新制の萩市として発足後の2005年国勢調査においても、人口の減少が目立ち、特に合併前の旧町村での減少傾向が目立つ。幕末から戦前にかけては政財界の大物を多く出すなど、かつては中央たる東京への指向が強かったが、最近では、進学・就職なども九州本島への指向が強い。」
 どこの地方都市もそうであろうが、地域の活性化は容易ではない。でも、萩は幕末から明治維新を経ての日本の動乱期に圧倒的な存在感を示したところであり、またそれなりの文化の香りが漂う観光都市である。まずは萩城跡に向かい、その後萩城城下町などを動き回りながら宿に向かう途中、海水浴場でもある菊ヶ浜を通りかかった。
 そのときは丁度夕暮れ時の5時ころ、間もなく夕陽が見られるときで、突堤のように海に突き出たところに移動したところ、まさに夕陽が萩城が築かれた指月山の脇に沈み込むときで、「日本の夕陽百選」のひとつにあげられている絶景が見られそうだった。そして突堤の欄干のようなところにもたれて5時半ころからおよそ20分間写真を撮り続けた。
 このブログシリーズの最初には、まずそこで撮った写真を皆さんにお見せしたい。とにかく絶景であった。1枚目の写真はその菊ヶ浜の砂浜に立って、左の指月山から右(東方面)に向かって180度を眺めたもので、きれいな砂浜と穏やかな波の海が印象的な風景であった。コラージュ写真での位置関係としては左上の指月山から右下に見えている風景である。2枚目の写真は、およそ20分間に撮った写真の良いものをコラージュ風に並べたもので、雨雲が徐々に近づいてきて適度に薄い雲がかかり始めたからか、沈みゆく夕陽の上に赤い光が雲に反射してできている輪が見える。その中から特に美しいと私に思える3枚をお見せしたい。
 この3枚については特に説明は必要ないと思うが、5枚目にはカラスが映っている。丁度ねぐらに帰ろうとしていたのか、沢山のカラスが鳴きながら指月山の方向に飛んでいくのが見られた。それを撮った何枚かの内の1枚で、なんともいい風景であった。なお、写真はワンクリックで拡大できます。

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