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第36回福井マラソンに初参加、惨敗だった!でも、その原因は?

  • 2013/10/08 11:01
 今年は初めて大阪マラソンの抽選に当たったので、いつもの「あざいお市マラソン」よりも少し早い時期のハーフを捜した結果この福井マラソンを見つけ出した。それほどあちらこちらに出かけているわけではないが、日本海側でマラソンを走るのは初めてで楽しみにしていた。
 2月に法隆寺マラソン(ハーフ)に出場して調子よく走っていたにもかかわらず17キロ地点で強風が引き金になって転倒してしまったため、その後の京都マラソンと長野マラソンをキャンセルすることになってしまった(http://www.unique-runner.com/blog/index.php/view/187 )。そんなこともあり、転倒して肋骨骨折もしていたが最後まで走って1時間48分10秒を出したこともあり、気温が高いと予想される10月初めではあったがその程度のタイムは是非出したいと願っての参加であった。しかし、気温とコースの状況が気がかりであった。
 前夜から福井駅前のビジネスホテルに宿をとり、万全の態勢で挑んだのであったが、運悪く今年の猛暑の延長か南の海上に2つの台風を抱える嫌な気象条件であった。こういうときは南からの温かい湿気の高い空気が日本海側にまで入り込んでくるのが通例で、フェーン現象による高温を危惧していた。当日朝7時15分頃にはスタート会場である駅前に近い中央公園に行き、初めての会場を歩き回ってその雰囲気を感じ取っていた。会場の中央では様々なアトラクションが行われていて(1枚目の写真)、第36回という息の長い大会のためか運営には手慣れた感じがしていた。しかし、私の持っていたアラーム時計では8時の時点で気温は25℃近くで湿度は70%ほどを示していた。
 スタートは9時であったが、その前の軽いトレーニングでは決して調子は悪くなく、むしろ良い感覚であった。しかしスタートラインのところで主催者側から聞いた気象条件は意外なものだった。8時半の時点で気温22.7℃(湿度78%)と言われ、周りのみんなはへぇ~そんなに低いかという顔付であった。私は陸連登録者としてエントリーしたので“ハーフ公認”と言う種目の登録(白ゼッケン)で、スタートは一番前であった。スタートの少し前に隣の男性と話をしていたところ、我々がスタートしてから2分後に一般のランナーがスタートする方式であることを初めて知った。うかつな話であった。その種目は男女合わせて330名(男子207名)ほどだったが、見るからに速そうで私のような白髪のランナーをほとんど見つけることができなかった。
 スタートするとすぐに白ゼッケンのランナーは素晴らしいスピードで走っていき、私も早々に飛ばして走ることになってしまった。後から考えるとこれが大失敗の始まりだった。コースは中央公園をスタートし、福井運動公園のそばを通って県道115号線を北上してほぼ13キロ地点で折り返して福井運動公園でフィニッシュするというルートであった(2枚目の写真)。それが福井県のどのあたりに相当するかは3枚目の地図付の写真で判断していただきたい。福井駅の右の方には永平寺の名前が見える。
 実は8時半ころからは事実上カンカン照りで、直射日光も厳しく気温も上がって早くも苦しくなったので4キロ地点くらいから意識的にスピードを落とし、この時点で早くも50分切りは断念することになった。あとは我慢の苦行で、どこまで持つか、いつ歩くかが頭の中を走り回る状況であった。道は広く走りやすくなんの文句もなかったが、日を遮る街路樹がそれほど大きくないのが残念至極であった。 その走りの状況をGarminの時計で記録したのが4枚目と5枚目の写真である。4枚目は横長のグラフで、心拍数がピンク、キロ当たりに換算したペース(分)が黄色、緑色は標高(m)である。心拍数を見てみると、6キロ地点に瞬間的に高い値があり、7.5キロから11.3キロまで一定の高い値があるが、これは心拍計のベルトが下がっていたための誤作動であることは間違いなく、全体としてみると150-160の間で安定していたとみて間違いないであろう。またペース(速度)は最初の4分台から4キロ地点辺りからペースを落としたことは明らかである(グラフの線は上に上がっている)。しかし、ジリジリとペースを落としており、15キロあたりからキロ6分を切れなくなっていることが分かる。とにもかくにも10キロ以降は難行苦行であった。なお、ペースのグラフで6か所ほどで鋭く高くなっているのは、給水所やスポンジを取るところでスピードを落とす、あるいは歩くなどした時のデータである。それが終盤に集中していることでその疲労度合いが分かるであろう。
 なお、緑色に塗りつぶされているのは標高を表しているが、Garmin Forerunner110は標高の精度には問題があり、ピークの高さはあまり厳密に考えない方がよい。しかし、2枚目の写真の右上に標高のデータが載っていてこのコースの標高差は公式に8メートルとなっているが、その標高差に似た上り坂下り坂がかなりの数あり、走りながらその数字を思い出しつつ坂の苦しさに愕然とした覚えがある。
 今回の私は走りながら時計を落ち着いてみる余裕はなく、とにかく2時間15分はかかると思い込みながら走っていた。疲労した状況では暗算もうまくいかないもので、運動公園にゴールした時に2時間3分の時計を見たときには本当にほっとした気分であった。公式時計は2時間3分18秒、ネットタイムは2時間3分13秒(私の時計は12秒)、ハーフ公認男子の順位は159位(エントリー207名)であった。
 では、どうしてこうゆう結果になったかをよく考えてみた。気温、湿度は確かに高かった。公式発表の8時半のデータは福井地方気象台の百葉箱のデータである。私もその気象台のデータを調べてみたが確かに8時半は22.6℃(湿度78%)、9時00分は24.2℃(73%)、10時00分は26.5℃(63%)、11時00分は27.8℃(57%)で、当日一番気温が高かった時間に私がゴールしたことになる。実際に日に照らされて舗装道路を走っている我々はこれよりかなり高い温度にさらされていたに違いない。その影響もかなりあったと思うがそれだけではなかったように思う。
 この程度の高い気温の中で走ったことはこれまで何度もあり、「あざいお市マラソン」も「長野マラソン」もその開催時期から考えてもその気温はかなり高い。問題はもうひとつ別のところにあったような気がする。それは最初のスパートである。これまでのマラソンでは最初は、たとえ先頭からスタートしても、すぐに全体が一緒に走ることになり、混雑することもあってそれほどスピードを出さない。丁度ウォーミングアップをしながら最初は走り、徐々にスピードを上げるというのがいつものことであった。しかし今回はそうではなく、冬場ではない高い気温の中“先頭集団”として最初の1キロを4分58秒で走ってしまったのである。このような状況を3-4キロまで続けてしまって結果安定した自分のペースに乗りそこね、それが早い疲労を招いたと考えるのが一番妥当かもしれないと思うようになった。それに加えて今夏の猛暑の疲労、レース前しばらくの軽い夏風邪、それら全体が今回の厳しい結果につながったと考えたいと思う。気温ばかりとは言ってはいられない気持である。

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