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[完全復元] 第39回いかるがの里・法隆寺マラソンに初参加、寒いっ!

  • 2011/09/28 11:47

(この記事のオリジナルは2010年2月12日に書かれたものである。なお、最後に追記あり)

 前日から10℃も気温が低く、雨模様の法隆寺マラソンに参加した。私は3年前から12月初旬に行われる奈良春日・大仏マラソン(10キロ)に参加するたびに、奈良への親しみが増してきている。今年は例年参加している高槻ハーフに都合で参加できなかったこともあって、その代替レースとして初めてこのレースのハーフの部を選んだ。
 最初の写真はスタート1時間前の映像で、健やか斑鳩・スポーツセンターに設けられたスタート・ゴールあたりの写真である。雨が少し降り始めた時間で気温の低い雰囲気が分かる。思いがけず暖かかったのが体育館の中で、そこでゼッケンなどを受け取り、ビニールシートを敷いてゆっくりと着替えをした。参加者は、昨年に比べて800人以上増えて北は北海道、南は沖縄からの参加で総勢2,700人弱で体育館内は大混雑であった。その結果か、幸い館内は暖かかった(2枚目の写真)。
 コースは、体育館前をスタートし法隆寺前を通り法輪寺、法起寺方向に走って後法隆寺前の戻り、藤の木古墳・吉田寺。白山神社横を通ってJR王寺と法隆寺駅の間をくぐってからUターンして、スポーツセンター裏側からゴールに戻ってくるルートである。前半は高低差50メートルというかなりのアップダウンの繰り返しが多くて我慢我慢で、特に急な下り坂が難しかった。後半は比較的フラットであるが、所々にはそれなりのアップダウンのある、かなり難しいコースであった。全体としては直角に曲がることが多く、時には幅2メートルもないと思われる細い、家と家の間の“路地”を抜けるような道もあり、滅多に出会えないような面白さがあった(3枚目の写真)。
 結果は、あまり良くはなかったけれど、ある意味では満足でもあった。最初から雨が激しければポンチョを着ようと用意していたがスタート時点ではそれほどでもなかったので寒さだけに注意をして長袖シャツにTーシャツの重ね着でスタートした。幸い前半はほとんど降らずで安堵したが、後半は少しずつ降り出した。それでも最後まで激しくはならず、その代り後半田畑の中の道を走っているときの強くはないが冷たい風が少しずつ体を痛めつけたようである。
 タイムは、公式タイム2:05:06でネットタイムは2:04:36であった。最初の2キロが10:58、それから11キロまでのキロ当たりのタイムは、5:47、5:15、5:55、5:32、5:25、5:14、5:41、5:26、5:27で、11キロまで1:00:46で平均5:31で、この高低差50メートルのアップダウンの多いコースとしては申し分ないラップを刻んだと言える。ただし、厳しいアップダウンでいつもよりペースがかなり変動しており、体力をかなり消耗した可能性がある。
 その結果か、あるいは寒さが引き金になったか11-12キロの間で、時々突発的に起こる心拍数の上昇という不整脈を引き起こした。ただすでに中間点を過ぎていることからスピードを落とし、完走を目指して落ち着いて走ることにした。12キロから15キロのラップは6:08、5:44、5:55、6:06とうまく走れており、それ以降はキロ数表示の変更で記録をとれなかった。しかし、最後の2キロ7:03、7:38となってしまっていた。もうその頃は寒さのためか股関節が動かず、厳しい結果となった。
 それにしても、12キロ以降は苦しいながらもそれなりにうまく走ったと言える。体調不良をうまく乗り切ったという意味で今回のレースは満足である。これまでも心拍数上昇を避ける方法を医師の助けを受けて考え試行錯誤を続けているが、これからもそれを続けていきたいと思う。きっと、それを考えることなく走れる日がまた来ることを確信している。
 最後に、大会関係のスタッフ、雨にもかかわらず応援してくださった多くの観光客、そしてコース沿いで旗を振ったりして心からの応援をしてくださった沢山の地元の皆さんに深く感謝したい。

追記:今年の法隆寺マラソン第40回大会は珍しい大雪のため中止となった。私は39回大会の後の11月に大阪大学附属病院で突発性頻拍のカテーテルによる手術を受けたため、もともと参加のキャンセルをしていた。その手術の詳細は私のホームページ、http://www.unique-runner.com/catheter1.htm に書かれているのでご覧いただきたい。幸い手術のおかげで現在不整脈の心配もなく走ることができている。(2011年9月28日)

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