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[完全復元] 真弓監督!、金本選手や安藤選手と心中のおつもりですか?

  • 2011/10/03 22:18

(この記事のオリジナルは2010年8月11日に書かれたものである。なお、最後に追記あり)

 マートン選手、ブラゼル選手そして城島選手の加入もあって思いのほか順調に戦いを進めていた阪神電車、いつもの夏の高校野球のために甲子園を明け渡した途端に急ブレーキがかかった。あっという間の5連敗で、11日現在ロードを1勝6敗である(写真は8月10日読売新聞朝刊)。
 一体どうなっているのだろうか?前半戦までの戦いは好調な打線に助けられてきた印象が強いが、ロードに出る前あたりから全体に打線が湿りがちで、これまで引っ張ってきたマートン選手や平野選手の打撃に陰りが見え始めたことと、投手陣の明らかなコマ不足を感じざるを得ない。そのような事情の中、本当のところは分からないが、私にはかってよい成績を収めてきた選手たちに頼りすぎる真弓監督の采配が気になるのである。
 例えば金本知憲選手の場合、1999年7月21日から2010年4月18日に記録が止まるまでの1492試合連続フルイニング出場という鉄人ぶりを発揮してきたことは、だれしも知るところで、文句なく金字塔である。しかし、昨年は膝の手術もあり打率0.261という不振にあえぎ、さらに今年は右肩を痛めまともなキャッチボールもおぼつかない状態で試合に出続けたが、遂に4月16日に自分から申し出てスタメン落ちしたという。その後肩が少し回復したとしてスタメン出場しているが、テレビの画像で見る限りまともなキャッチボールさえできていないと言っても過言ではない。
 4月18日に金本選手がスタメン落ちした時からしばらく林威助選手が出場した。その間彼の打撃は好調で、それもあってチームの成績は良かったはずであるが、金本が復帰してからは林選手の出番はほとんどなくなり、彼の好調な打撃を生かすことはほとんどできていない。私から見ると全くもったいない、というほかない。さらに問題なのは、金本がレフトに入っているときに走者が得点圏にいる場合、投手はレフト方向に打たれることには大変神経質になるはずで、キャッチャーのリードにも大きな影響があると考えるのはふつうである。また走者が得点圏でない場合でも同様で、簡単に長打になる心配があり同様だと思う。しかも、現在の打撃成績を見ると打率0.・216で本塁打9本、打点27では全く働けていないのは明白である。どうして使い続けるのであろうか?ここはプロの世界である。
 同様のことは安藤優也投手にも見られる。確かに2005、2006、2008年にそれぞれ11、10、13勝をあげて阪神投手陣の中心であったことは事実であるが、昨年は8勝どまり負けが12で勝率が0.400と5割を下回り、クライマックスシリーズでも結果を出せず低調であった。今年はさらに良くなく、現在1勝3敗、防御率7.23で、先発としての役割を果たせず、また中継ぎでもほとんど毎回追加点を奪われるか、奪われそうな状況になり、安定したセットアッパーとしての機能もほとんど果たせてはいない。それでも真弓監督は使い続けている。
 この2人を特に目立った存在としてあげたが、いずれにせよ、そのような状況にもかかわらず使い続けている理由は、有望な若手が出てこないこととも関係がある。かって巨人は金に糸目は点けず他チームから実績を上げた選手を引き抜く、あるいはFA移籍させることでセ・リーグの覇者であり続けたが、近年の阪神はそれとそっくりである。残念ながら阪神生え抜きと言われる選手はまれで、現在のスターティングメンバーのほとんどは鳥谷、浅井を除き他チームで育った選手によって占められている。この阪神に比べると、現在の巨人、中日における若手の躍動は圧倒的である。
 したがって、問題はそのような状況をもたらしたフロント、スカウト、コーチなど若手育成関係者の責任は大きく、その刷新が望まれる。また、監督もそれを推し進めるような采配が必要で、いつまでもかっての実績にとらわれる選手起用をするべきではなく、若い選手を積極的に登用し、若手に希望を持たせる場を作らなければいけないであろう。それが監督の大きな責任で、金本選手をスタメンから降ろすのも本来は監督主導でなければならなかったのに、と残念に思うばかりである。

追記:今年も全く同じ過ちを犯してきているのはまったく残念である。“真弓辞めろ!”の声は圧倒的であるように見えるが、オーナーや社長はそれを聞く耳を持つのであろうか。(2011年10月3日)

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