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ふたたび国立ひたち海浜公園を訪れ、鮮やかなコキアを楽しむ

  • 2018/11/06 16:26

 この春4月20日、茨城県の国立海浜公園を訪れてネモフィラなどの美しい花々に感嘆して「太平洋に面した国営ひたち海浜公園にネモフィラやチューリップが爆発」(http://www.unique-runner.com/blog/index.php/view/290 )なるブログを2つ書いた。それから丁度半年、奇しくも北千住・荒川河川敷でのタートルマラソンで惨敗した翌日の10月22日、今が見ごろとの情報の元その心身の傷を癒すにも丁度良いと、前回と同じ仲間で群青色の空の下太平洋に面した茨城県ひたちなか市の海浜公園に直行した。

 二度目の訪問で少しばかり勝手のわかっている私たちは、園内を楽に廻れるように着いた直後にレンタサイクルを借りるべくその場に直行し、ママチャリを3台借り受けてゆったりと廻り、風に美しくなびくスズキをまず楽しんだ。その途中に園内を周回している汽車2台に遭遇し、それらの写真も1枚目の組み写真に取り込んだ。ちょうどハロウィーン直前ということもあってか広場には巨大な本物のかぼちゃが椅子代わりにか置かれていた。
 その後、今回の目玉であるコキアが輝くみはらしの丘に向かった。一見して春のネモフィラの後にコキアが植えられているようだが、春とは違って秋の桜、コスモスがコキアの赤を引き立てるように丘の下部分に植えられていた。そしてコキアの周辺の比較的高い部分にスズキが風になびいていると言う感じである。なお、薄い黄緑がかったコスモスの花がコキアとは別の場所に群生していて大変印象的であった。その写真も2枚目に組み込んでおいた。
 コキアについて私は事前にほとんど何も知らなかったと言った方が正しい。コキアは1年草で夏はマリモのようなきれいな緑色が秋に入ると徐々に赤色に変わり、それが終わると黄金色になって枯れたような状態になってゆく。その過程で細い茎に着いた小さな実(1~2㎜)も完熟する。その細い茎を束ねて箒(放棄)にして使ったことからホウキクサ(ホウキギ)という和名を頂戴しているらしい。そしてその固い小さな実は、じっくりと加熱加工で皮を剥がれ、”とんぶり”という名で市場に出されている。秋田地方特産の貴重な料理の材料で、“畑のキャビア”とも呼ばれて外国でも重宝されているようである。そのコキアの細い茎と小さな実は3枚目の組み写真を拡大していただければ少しは見ていただけそうである。
 それにしても美しい。3枚目、4枚目の写真は主としてコキアを中心にした組み写真で、5枚目はコキアとコスモス、あるいは近くの港と太平洋、あるいは緑濃い森とのコントラストを楽しめる組み写真にしたつもりである。コキアの強い色が強調されて難しいが、でも、なかなかいい感じだと私自身は思っている。夏のマリモのようなコキアも見てみたい気がするが、コキアが見られる公園が案外全国的にあるようなので忘れずに楽しみにしておきたい。

熱中症?に完敗したタートルマラソン2018の記録と教訓

  • 2018/10/26 23:36

 今回ほどハーフマラソンという比較的短い距離でかなり大きなダメージを感じたのはこれまでになく初めてのことで、まったく予想外のことであった。そこでそれを教訓として生かすためにここに簡単な記録と共に熱中症予防のメモを残しておきたい。

 今回の大会は私がこれまで4回参加したタートルマラソン(ハーフ)で、東京・北千住の荒川河川敷が舞台である。実は今回のレースはハーフ以上では今年になって初めてで、なんだかひどく緊張した。その理由は、今年はこれまで2度故障を起こしていて、その復帰戦だからである。3月には多摩川河川敷でのTAMAハーフマラソンで肉離れを起こしてリタイアし、せっかく楽しみにしていた長野マラソンはカメラマンとしての参加に留まり、さらにこの7月にはトレーニング中に坐骨結節障害というこれまで経験のない故障を起こしてしまったからである。お世話になっている佐藤治療院の佐藤千可生院長の話では、経験的に言えば坐骨結節障害は動かしながら治療するしかない厄介な故障で、私の場合でも4か月たってもまだ完治はしていない。でも、ほぼ走れる状態にまで改善されてきたことから今回のタートルマラソンにゴーサインが出た。何しろ1か月後の11月半ばに行われる神戸マラソンへの試金石でもあったからである。
 当日は3枚の写真に見られるように真っ青の空でまばゆいばかりの晴天であった(写真はすべて消耗してゴールしてから30分以上後の撮影で人も少なく見えるが、スタート前は芋の子を洗うような状況であった)。荒川には常磐線の鉄橋など何本もの橋が架かっており、私が4年前まで住んでいた大阪府の高槻市を流れる淀川を思い出させる。また会場には沢山のお店も出ており、大盛況であった。
 スタートは9時30分で、強めの向かい風が吹いていたが(5-7m/s)まだそれほど気温は高くなく(18℃、データは気象庁から得た)条件は悪くなかった。目標ペースは故障上がりということもあり神戸マラソンを予想してキロ7分前後で、2時間20-30分で良しというつもりであった。これは佐藤院長の勧めであったが、しかしである。4枚目のGarminGPSの1キロごとのデータを見ればわかるように、15、16キロあたりからタイムを落とし始め17キロから極端にタイムを落としている。つまりは完全に歩いていたのである。もうどうしようもなくなったのである。実は後半に追い風と期待していた風が全く期待外れで、身体を冷やしてもらえず、まったく影を期待できない河川敷で完璧な青空からの強烈な直射日光にさらされてどうしても身体が動かなくなってしまったのである。そして、真っ直ぐに走っているつもりでも左側へと自然によれて行き、やむなく歩いても左に傾いて行って、コースわきの草むらに足を突っ込む始末。何度も給水所で頭から水をかぶってもなかなか改善できなかったのである。私にはこれまでよく似た経験が2度ほどあるが、いずれもフルマラソンのゴール間近のことでハーフマラソンでは初めての経験であった。
 やっとあと2キロというところまで歩いて来て最後だから少しでも走っておこうと無理はせずによちよちと走ったが、まあそれだけのことであった。完走とは言いにくいが、一応21.0975キロはカバーしたことになった。神戸ではこの2倍をカバーしなければならない。

 このような経験は初めてではないので何も心配はしていなかったが、翌朝の消耗具合から考えると体力的にはかなりきつかったことは事実であった。これまでの経験から考えると、このような状況が出現するときは必ず強い直射日光にさらされて走っているときである。これまでの夏の直射日光下での運動の経験から暑さには強いと自負する私ではあるが、簡単に言ってしまえば、やはり“熱中症”であろうか。だから、早めに歩いて正解だったと思っている。これまでの私は、熱中症に対する対策が不十分であったと強く反省している。昨日坐骨結節障害の治療を受けた佐藤院長の言葉が気になっている。「スポーツドリンクではなくただの水ばかりを飲むことは熱中症には大変危険だ」と。確かに考えてみれば、電解質が全く入っていない純水を飲むと浸透圧の現象で身体の組織にある電解質が純水に拡散して必要な部分では薄まってしまうことは容易に考えられる。

 ここで、最も熱中症対策が進んでいると言われる日本サッカー協会のウェブサイトの記事「熱中症ガイドライン<FAQ>」(http://www.jfa.jp/documents/pdf/other/heatstroke_faq.pdf )の中の一つを以下に引用しておこう。

Q. なぜスポーツドリンクを飲まなければならないのか?
A. 塩分の摂取不足や水だけの過剰摂取による低ナトリウム症(血液中のナトリウム濃度の低下)を防ぐため、また腸管での水分補給を促進させるために塩分(ナトリウム)と糖分を含んだ水分としてスポーツドリンク等を飲むことが熱中症予防に効果的だとされています。

 どうも、純水はあまり推奨されていないようである。どちらかといえばスポーツドリンク、あるいは経口補水液が有益であることを肝に銘じておきたいものである。今回のハーフマラソンではよいタイムで走れたと言う感慨ではないが、しかし貴重な経験ができたことで良しとしたいものである。

こんなところに渓谷があるかと驚く「等々力渓谷」を訪ねてビックリ・・・

  • 2018/09/25 12:06

 私が住む神奈川と東京の間には多摩川が流れ、その周りには同じ名前の地域があって厄介である。たくさんあるような気がするがいま思いつくのは“野毛”とか“等々力”で、ここで話題にするのは東京都世田谷区にある等々力渓谷である。しかし川崎市にも等々力競技場に表わされる等々力という地名がある。また、この等々力渓谷がある場所は、等々力、中町、野毛という地域にまたがっており、野毛という地名も気になる。この地名は横浜市の焼き鳥屋などがたくさんある地域の名称であるとともに川崎市にもあるのである。そんなことは今回のブログのネタではないが、調べてみると面白そうな話らしい。ちょっとネットを覗いてみると、この地域は蛇行する多摩川のために地域が分断された歴史があるそうで、それによって同じ地名が飛び地のように存在する。一言書いておくと、“野毛”という言葉は古くから“崖”ということを意味しているようで、崖のある地域についた名前だという。

  前置きが長くなったが、書こうと思った等々力渓谷に話をもどそう。二子玉川からわかれる大井町線に溝の口から乗って等々力駅で下車、とても近い。さて、等々力渓谷のパンフレットには簡潔な紹介文があるのでそれを使わせていただく(5枚目の写真の上部分の地図と1枚目の組み写真をご覧ください。ゴルフ橋とは赤い橋のことです)。「等々力渓谷は、武蔵野台地の南端を矢沢川が侵食してできた、延長約1kmの東京23区内唯一の渓谷です。東急大井町線の等々力駅から南に歩いて3分ほどの、矢沢川に架かる「ゴルフ橋」脇の階段を下りると、下流に向かって矢沢川沿いに散策路がある。夏でもひんやりした渓谷内はケヤキ、シラカシ、コナラ、ヤマザクラなどの樹木が鬱蒼と茂り、川のせせらぎや野鳥の声が聞こえ、渓谷のいたる所から水が湧き出て、都会とは思えない自然に触れることができる。」
 全く紹介文の通りでゴルフ橋の脇の階段を下りると別世界である。渓谷全体が木々でおおわれており、静かに流れる川面に木漏れ日が光る光景である。2枚目の組み写真にその雰囲気を感じることができるであろう。ただ、川の水量が少なく小魚が泳ぎまわる様子を見ることができなかった。このことは後で議論したい。
 5枚目の地図では右が北に当たりゴルフ橋から左側の下流に向かって散策を楽しむことになる。この川の右岸(下流に向かって右側)には野毛大塚古墳があり、左岸を崖を上がると等々力渓谷3号横穴(墓)がある。それが3枚目の下の写真にあり、横穴の中が観察できるようになっている。このあたりには古墳時代から奈良時代にかけての横穴式墓が6基発見されており、この3号横穴は1973年に発見されたもので新しい。また、そこからもう少し下った崖の上には平安時代に建立された等々力不動尊がある(3枚目写真の上部分)。そこの下には滝があり、その滝で打たれ行をする人が今でもおられるようである。その滝の轟く音が、「等々力」の地名のいわれという説もあるようであるが、現在の水量ではそれほどの音は残念ながら期待できそうもない。

 上にも書いたように現在この渓谷に流れ込む水量は多くはない。ビックリしたのは、そのためかその川を必死に眺めてみても滅多に魚を見ることはできない。パンフにも魚のことが書いてない。子供たちも魚がいないと話していた。Wikipediaによれば「武蔵野台地は、水を通さない海成の粘土質層の上に水を通しやすい礫層が互層となった関東ローム層に覆われた台地であり、台地上をはじめ多摩川に削られてできた崖線には多くの湧水がある。等々力渓谷はこの大量の湧水が台地を侵食してできた渓谷である(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B0%B7%E6%B2%A2%E5%B7%9D )(1枚目の写真の右下)。しかし、最近は地下水の水位が下がり、湧水量もかなり減少し、降雨時以外にはここを流れる水量は大きく減少していると言う。そのためだろう、1994年より仙川浄化施設から導水しており、水量の減少と水質の改善を目指していると思われる。
 そんなことで水量の減少によるのか私たちの目には魚群を見ることはできない。ただ、世田谷区が毎年行っている魚類調査によるとモツゴ、ドジョウ、スミウキゴリ、トウヨシノボリなど26の個体が観察されてはいる(「等々力渓谷魚類調査」で検索してください)。でも、これは隅から隅まで探しての結果であろうから極端に魚は少ないと言うことだと思われる。平成27年度のデータでは個体数はなんとわずか4でしかない。私も川の流れを見ながら小魚を探していたが、近くにいた子供があそこになにかいると指差していたのでよく見るとそれは何かハゼのようにも見える小魚に見えた。しかし色が白く見えなにかのアルビノのようにも思え数枚写真を撮って持ち帰った(4枚目の写真、後述)。
 その後、川の右岸にある日本庭園にも立ち寄り帰途に就いた。5枚目写真の地図に従っていえば、左にまっすぐに歩いてゆけば多摩川に突き当たることになり、その直前の道路を右に、すなわち西に向かって歩けば確か2キロも歩かないうちに発展著しい二子玉川に到着した。そこでちょっと美味しいレストラン「おねぎや」を見つけて昼食をとり、ゆっくりと帰宅した。

 さて、4枚目の写真のことであるが、私のかっての仲間で頭足類などに詳しい大阪大学理学研究所の准教授に、たった一枚でかなりピンボケの写真の説明をお願いした。彼が言うには、「それはひょっとしたらサンショウウオの幼生ではないか。そこが流れのある渓流ならば、ヒダサンショウウオ、ブチサンショウウオ、あるいはハコネサンショウウオのいずれかであるが、流れがない生息地から大雨か何かの際に流れてきたと考えれば止水性(流れのないところに生息する)のトウキョウサンショウウオである可能性もあります。トウキョウサンショウウオでしたら、珍しくはありません。以前は関東のあちこちに生息していました」という見解であった。
 魚類調査結果を出しておられるがサンショウウオの存在については触れられていない世田谷区に問い合わせてみたが、写真を見て鑑定をする専門家体制はしいていないとの返答で明確な回答を得ることはできなかった。残念ながらこの話はやぶの中に入ってしまった。後日、もし何らかの新しい情報が得られたら、それをこのブログに追加する予定である。でも、今回のピクニックでは久しぶりに生き物の話に出会えてなんだかうれしい気持になれた。

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