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2017年12月08日の記事は以下のとおりです。

カムバックへの光が見えた神戸マラソン2017

  • 2017/12/08 17:19

 2013年の大阪マラソン以来著しい下降線をたどってきた私に久しぶりに明るい希望が見えてきたこともあり、少しばかり楽しい気分でこのブログを書く気持ちになった。この神戸マラソンは今回で3回目の参加で、幸い今年と昨年の参加は一昨年から始まったシード枠という年代別順位による参加である。私の場合には75-79歳までの参加者のうち10位までのものが翌年のシード権を得られことになっている(残念ながら参加費は自弁である)。その意味で来年も走らせてもらうためには、同じ枠に新しく入ってくる、相対的に若い人たちに負けぬように頑張らなければならない。
 一枚目の写真にあるように、今年から最後のきつい神戸大橋の後のだらだらとした部分が短縮されたのはうれしく、より気合を入れて最後の長い橋を上ることができるような気がしていた。当日の気象予報では冷たくて強い西風が吹くとされていたが、スタート時には10.4度と意外に高く、よく晴れて風も思ったほどではなく安堵したことを覚えている。しかしスタートまでの待ち時間の寒さと走り出して風に当たった時の防寒のために二重の備えをした。私は普通のT-シャツ、短いランパンと首にバフで走る予定だったからである。まずT-シャツの上に透明の45リットルのごみ袋に頭と腕のところに穴をあけたものをかぶり、その上に百均で手に入れたフードつきで長めのレインコートを着て走った。この手のレインコートは2006年の第1回東京マラソンの時の冷たい土砂降りの雨にもすごく効果的だったことを覚えており、自信満々であった。いずれも雨に関係なく防寒具として優れている。このような防寒対策をしたのは、地図でお分かりのように10キロ近くからほとんど海辺を走り冷たい風をまともに受けることが分かっていたからである。
 2枚目3枚目の写真は、ネットタイムとラップタイムである。目標としていたのはキロ6分30秒で、できるだけ安定したペースで走ることであった。この目標はうれしいことにほぼ35キロまでは達成されているとみてよいであろう。しかし、実際問題としては10キロを過ぎたあたりから強く冷たい西風の向かい風に会い、かなり消耗を余儀なくされた。しかし、20キロあたりで折り返した後はその風が追い風と変わり、それから約10キロの間ではそれに助けられたような気がしている。しかし全体としてみれば、元気のある時の向かい風に苦しみながらも、疲れてきてからの追い風でむしろ助けられたことの方が多かったようにも思えた。
 防寒対策は十分に機能し、走り出してすぐに体があたたまってきたので5キロでレインコートを給水所で捨て、折り返して25キロあたりでゴミ袋を捨てた。それでも最後までいつものように体に水をかける必要もないほど寒い一日であったことは間違いなかった。
 しかし、42キロは長く厳しい。当然のように30キロ過ぎからじりじりと疲労が表れ始め、35キロからはキロ当たり10~20秒ずつラップを落とし始めてしまった。40キロあたりからの神戸大橋ではその疲れは最大となったが、しかしそれを越したところにはゴールが待ち構えていると信じて最後まで歩くこももなく、走りきることができた。私のゼッケンには名前が大きく書かれており、35キロ過ぎあたりからは市民の皆さんの必死とも思える名前での呼びかけが続き、神戸大橋を走り終えてからゴールまでの間ではそれが最高潮に達した。もちろん目頭は熱くなり、そしてそれに支えられつつ最後まで歩くことなくゴールできた。そして、いつものように“あ~ぁ、おわったんだ”と幸せな気分がわいてきた。
 4枚目の写真は、私のGPS時計、Garmin Forerunner 225、に記録されたデータの一部分である。ピンク色は心拍数でいつものように走りはじめの1キロ前後は180前後の高い数値となるが、それ以降は落ち着き、後半36キロあたりからスピードが落ち始めると心拍数も下がるといういつもの状態が表れている。これは安全な証拠である。また黄色はペースを表しており、2か所のペースダウンのピークはふくらはぎ防御のレックカバーが下がってしまってので止まって引っ張り上げた時と、初めてのことだがシューズの紐がほどけたので締め直しなおしたときのものである。終盤のダウンは給水所でのゆっくりした給水行動が表れている。緑色は標高差を表しており、終盤の大きなピークのほかに全体に細かいアップダウンが多くあることがわかる。
 今回のマラソンでは全体としていい状態で走れたように思っている。その最大の原因は、NHKBS1「ランスマ」でも紹介された“ガチユル走法”と呼ばれるトレーニング法の導入のような気がする。それは、まず1キロを全力で走って3分休み、その後また1キロを全力で走り、その後休むことなく遅いペースに切り替えておよそ8キロ走る(私は10キロ)というトレーニングである。これを週2回ほど組み入れるのである。これをやり始めてから、5キロくらい過ぎてから楽に走れるような感覚があった。やはり、何らかの効果があり、脂肪燃焼が進んでいる可能性がある。それもあってか今回のレース前とレース中にはあまり炭水化物の補給に神経を使うことはなかったし、体も要求しなかったように思う。今年の結果は、まだ正式通知はないが、75-79歳での年代別順位は完走者30名中危うく10位だったようである。神戸マラソン当局の方針が変わらなければ次回もシードされる可能性はあるが、このままではその次はないと思わざるを得ない。
 今年は前年の神戸マラソンに比べて2分、今年冬2月の京都マラソンより6分のタイム短縮を果たすことができた。もちろん、毎年体と頭の衰えは十分自覚できているが、さらなる努力をして生き生きと毎日を過ごせるように心掛けたい。

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