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[簡易復元] 大分から熊本までの九州横断ドライブ310キロの旅ー(6)大観峰で楽しいものを“観”た!!!

  • 2011/09/19 08:20

 阿蘇中岳を後にして、最後の終着駅の熊本とは方向が違うが、抜群の展望台を言われる「大観峰」に向かった。その途中に「阿蘇神社」に立ち寄った。あそ神社についてWikipediaは次のように言う。
 「阿蘇神社(あそじんじゃ)は熊本県阿蘇市一の宮町にある神社である。式内社(名神大)、肥後国一宮で、旧社格は官幣大社。日本全国に約450社ある「阿蘇神社」の総本社である。現地には「阿蘓神社」と書かれた銘板も存在している。全国的にも珍しい横参道で、参道の南には阿蘇火口、北には国造神社が位置していると言われている。…(中略)… 東向きに楼門があり、境内には社殿が3棟ある。「日本三大桜門」に数えられるその桜門は、高さが18mあり、神社では珍しい仏閣の様式で建てられた二層桜山門式である。」
 まったく珍しい仏閣様式の山門がとても印象的であった(1枚目の写真)。それとまた珍しかったのは教育勅語に関するかなり大きな石碑が2つもあったことである。それについての説明はなかったような気がするが、ちょっと不思議だった。
 そこを後にして大観峰に向かった。大観峰とは阿蘇外輪山の北の峰にあるようで、そこからは阿蘇のカルデラや中5岳が鮮やかに見える“天然の展望台”だと言う。まったくその通りで、そこからの絶景を堪能した。でも、私が堪能したのはそれだけではなかった。なんと大の男数人が大観峰の端(2枚目の写真)、絶壁に近い少し下がったところに集まって数機のグライダーを飛ばしていたのだ。そのグライダーは3枚目の上の写真で分かるようにかなり大きなもので、スポイラーのようなものもついていて、操縦席を見るとちゃんと人魚が座っている。エンジンはないが無線操縦である。じゃ、どうやって飛ばしているかといえば、それは横風と上昇気流を使って飛ばしているのだ。
 その横風と上昇気流がその絶壁にそって上がってくるのを見計らって、そのグライダーを風上に向かって投げるのである。そしてあとは無線で巧みに操縦する。まるでトンビやタカのように空を高く回るようにまた遠くを飛び(3枚目の写真の下部分)、時には急降下させる。まるで鳥である。それを見ていると彼らが飛ぶにはそれほどのエネルギーを使わないのだと分かる。自然の「再生可能なエネルギー」を使っているのだ。そんな美しく飛ぶ姿を4枚目、5枚目の写真でお楽しみください。
 では、グライダーを下すときはどうするのかといえば、最後に風上に向かって低く飛ばし、彼らが立っている深さ数十センチの草むらに軟着陸させるのである。まさに芸術的なランディングだ。それを見ていると、これは大人の高級な遊びだと実感した。それを見れば誰しもやってみたいと思う。そんなことを可能にする場所がこの大観峰なのだ。
 ついに阿蘇を離れて熊本に向かう時が来た。そして予定通り夕方に熊本駅近くに来た時、突然の雷雨に驚かされた。秋雨前線が東北から日本海に張り付いていた時期にもかかわらず、幸い旅の途中は比較的良い天気に恵まれて幸せだった。九州新幹線も幸い帝国に動き、はじめて「さくら」に乗ることができた。新大阪に定刻に着いた時、なんと東からの新幹線は大幅に遅れており、日本天体が大荒れの天候だったことを知らされた。

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