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初めての関東、そぞろ歩き(2) 上野公園、表参道、原宿、明治神宮、代々木公園など

  • 2016/08/13 12:07
 東京都内がからきし分からない私が東京に出かける最も簡単な方法は、小田急に乗って一本で新宿方面に出かけることである。イタリアのルネサンスを超えたといわれる画家カラヴァッジョの展覧会がある上野公園に出かけるのもその延長戦である。折しもその会場である国立西洋美術館本館が、ル・コルビュジエの建築作品ー近代建築運動への顕著な貢献ー」の構成資産として世界文化遺産に登録されたばかりのことであった。
 Wikipediaによれば「国立西洋美術館は印象派など19世紀から20世紀前半の絵画・彫刻を中心とする松方コレクションを基として、1959年(昭和34年)に設立された。実業家松方幸次郎は20世紀初めにフランスで多くの美術品を収集したが、コレクションは第二次世界大戦後、フランス政府により敵国資産として差し押さえられていた。松方コレクションが日本に返還(一部名画は未返還)される際の条件として、国立西洋美術館が建設されることになった。」とある。その建築の特徴はピロティ形式によって新しい空間を創造したことだと言われているものの、私のいた大学にはそのような形式の講堂もあり、あまりその意義を理解できるわけではない。館前庭にあって1枚目の写真にも見えるロダンの彫刻も返還されたものである。
 絵を描くのが下手でまったく絵が分かるわけではないが、なんとなく素敵な気分になれるので時折観に行く絵画展だが、今回のカラヴァッジョ展で初めて世界に公開されたという「マグダラのマリア」など奔放で衝撃的な表現を見ることができて凄く楽しめた。その会場で「マグダラのマリア」(岡田温司著、中公新書)のタイトルの本を買い込み、いま少しずつ読んでいる。なんとなく気になるからであるが。
 実はその会場のそばで「2016さつきフェスティバル」(盆栽展)が開かれていることを知っていたので、それも楽しんできた。どれもこれも素晴らしく、ただただ驚くばかり。その一部の写真をご覧ください(2枚目の写真)。
 東京の中心に出かけるもう一つのすごく簡単な方法は、東京メトロ半蔵門線に乗り込んでいる東急田園都市線を利用することである。今回それを利用して表参道で下車し、セレブの街の雰囲気の漂う表参道から原宿を歩き、明治神宮を少し覗いてきた。これまでそれらの位置関係が全く分かっておらず、それを理解するだけであり、どのような雰囲気であるかを感じるだけのそぞろ歩きであった。3枚目の写真には原宿駅あたりの写真の組み写真を載せたが、東京のJRが分からないのでその路線図も入れた。最近原宿駅は古くなって建て替えが近いと言われていたが、まだ十分新しいと見えるのは私だけか。そのそばに東京メトロの駅もあり、交通の便が良い。
 この原宿駅のすぐそばに明治神宮があることを今回初めて知った。よく考えてみれば東京のど真ん中にあることから多くの人、特に外国人の様々な言語が聞こえるはもっともなことであり、私が高校時代に住んだ伊勢市の伊勢神宮とはまた異なった雰囲気を持つのも当然であろう。この神宮は1915年(大正5年)に建設が決定され、5年後に完成したとされる。神宮の森の材料は全国からの寄贈によるなど、ほぼ国民の一致した協力によって作られたといわれている。しかも、この新しく造られた森は生態系の自然科学的な実験場としての役割を持つ稀有な存在であることはよく知られている。4枚目の組み写真には私が気に入った、明治天皇の現代に通じる心構えと天皇が好んだフランス産フドウ酒樽のことを表した立札と、フランス・ブルゴーニュ地方から送られた多くの樽の展示写真を入れた。また、この地方は広い範囲で代々モミの巨木が繁茂していて、そのことから「代々木」と呼ばれていたことを示す立札も組み写真の一部とした。
 最後の5枚目の写真は、明治神宮に接している代々木公園で開かれていた「そばと日本酒の和宴」を楽しみに来た時のものである。この公園には東京オリンピック時に建設された有名な代々木体育館があり、なかなか優美な姿を今に残している。その裏側には様々な催しに使えるスペースが用意され、そこでのこの祭りには全国から各地方独特のそばと日本酒が集められており、昼食時ということもあり多くの人が集まっていた。私も3種類のそばをいただき、数種類の日本酒をセットにしたものを味わったが、夏の一日を十分楽しませていただいた。またこの種の集いに目を光らせておきたい。

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