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2011年09月25日の記事は以下のとおりです。

[完全復元] 阪神・淡路大震災後15年、復興の街・新長田と鉄人28号

  • 2011/09/25 22:07

(この記事のオリジナルは2010年1月18日に書かれたものである)

 初めて神戸市・新長田を訪れた。あの時私たちの目を釘付けにしたあの火災の映像を忘れることはできない。その際の多くの写真が数々の苦難を乗り越えて再建された大正商店街に何枚も展示され、沢山の人が食い入るように眺めていた(一枚目の写真)。
 そんな新しい新長田の玄関口であるJR新長田駅前はきれいに整備され、当時の傷跡を見ることは難しい(写真2枚目)。かっての惨事を二度と繰り返さないようにであろうが駅前や道路、そして商店街で人が行き交う道路幅は大幅に拡張されていて、広々とした感じになっていた。
 広々とした空間を作るように再建・復興された新長田にはあちらこちらに新しい高層住宅が建てられ(写真3枚目)、新長田一番街や大正筋商店街もそのような高層住宅の1、2階が使われている珍しい構成になっていた。私が訪れたのは震災の集いが開かれる前日であったが、土曜日ということもあったのか大勢の方々が商店街を歩き回り、活気に満ちているようであった。
 しかし、駐輪場の案内をしていた方に聞いてみると、まだ人口も元通りに戻っているわけでもなく、また復興の様子がよく知られていないこともあってウイーク・デイなどはまだ十分に賑わってはいないようである。また、その高層ビルに移り住んだ人たちの高齢化も進み、高い階に移り住んだ高齢者ほど孤独死が多いなどこれからの取り組まなければならない問題が山積みのようである。
 そんなこともあらかじめ考えたのであろう。「KOBE鉄人PROJECT」が発足し、新長田出身の横山光輝氏創作の「鉄人28号」が高さ18mという実物大の大きさで登場した。復興した一番街商店街すぐ横の新長田・若松公園に2009年9月に完成したもので、びっくりするぐらい大きく、勇壮で腕を大きく振り上げたたくましい姿である(写真4枚目と5枚目)。私が訪れた日も多くの人が集い、観光バスで見学に訪れる人もいるようで、そのプロジェクトは大きな成果を上げつつあるようである。その屈強な鉄人28号のように、新長田をはじめ阪神・淡路大震災に遭われた方々のさらなる復興・発展を祈りたいものである(写真はクリックで拡大します)。

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